デスクトップPCなどをBluetooth に対応させたい場合ってありますよね。
今回は、USB接続でPCをBluetooth対応させるアダプターを導入しました。
セキュリティと価格から、Elecom LBT-UAN05C2が最良なので、早速レビューします。
他の方のレビューも参考に購入しましたが、他のBluetooth対応USBドングルとの比較もしてみます。
★こちらの記事も参考になります。「【2021年版】BluetoothアダプタのおすすめBEST10」★
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パッケージ
青くて透明のシェルパックのパッケージです。
店頭でも目立つように27プロファイルへの対応や、性能をアピールしています。
写真で見ると大きく見えますが、実物は手のひらサイズくらいなので案外コンパクト。
裏面にもしっかり仕様表が書かれています。
プロファイルの対応が気になる場合には、このQRコードからも確認できます。
エレコムのインフォメーションセンターの連絡先(0570-084-465)もあります。
対応OSは、Windows 7以降のみで、Mac OSには非対応なので注意してください。
デザイン
一般的なUSBメモリよりもかなり小さめ。
USB ポートに隠れる部分は銀色ですが、突起部は黒いプラスチックです。
表面がつるつるしていて、プラスチッキーですが小さいのであまり目立ちません。
裏側にはよく見るとシリアルコードなどが書かれています。
技適マークなどもあるので、USBメモリと間違えそうなときは参考に。
改めて見てみると、やはりコンパクトでUSB ポート前にほぼすっぽり収まります。
スペック
Bluetooth Version | Bluetooth Ver.4.0 Dual mode(EDR及びLE対応) |
Bluetooth Class | Class 2 (最大10m) |
プロファイル※ | AVRCP, A2DP(Sink), A2DP(Source), ANP, BIP, BLP, DI, DUN, FAX, FMP, FTP, GAVDP, GLP, HCRP, HFP, HID, HOGP, HRP, HSP, HTP, OPP, PAN, PASP, PXP, ScPP, SPP, TIP |
チップ | Qualcomm社製 |
コネクタ | USB タイプA |
サイズ | 19×13×6 mm |
重さ | 2g |
保証期間 | 1年 |
※IVT社製Bluetooth®プロトコルスタックの”Bluesoleil”も選択可能。
使い勝手
アクセスランプがないので、必要以上に目立たない
Bluetoothの機器によくある青いランプ。
接続状況がよくわかり便利な反面、チカチカしていて目障りですよね。
Elecom LBT-UAN05C2では、ランプレスなので必要以上に目立つことがありません。
接続状況は、Windowsデフォルトの通知バーから確認してことになります。
接続安定性が高い。途切れない。
Bluetoothアダプターでよくある不満が、すぐ接続が途切れること。
接続安定性が良いかを買う前に知るには、他の方のレビューを確認するのがおすすめ。
試しに50件ほど確認した限りだと、安定しないというレビュー1割未満でした。
私は、Bluetoothマウス・キーボード・スピーカーを接続していますが、途切れることがなく安心して使えています。
Bluesoleilを積極的に選ぶ意味はない
「IVT社製Bluetooth®プロトコルスタックの”Bluesoleil”も選択可能」と言われても、あまりピンとこないですよね。
”Bluesoleil”は、平たく言うと、PCでBluetooth管理&デバイスドライバとして働くソフト。
一般的な使い方だと、Windows 10標準ドライバーを使用したほうが安定して使えます。
例外的に、Windows 7や、特殊なBluetooth機器と接続する時には必要。
PXP/LE対応なので、離席時にPCを自動ロックできる
Bluetooth 4.0では、ロゴが3種類あり、単なるBluetooth、Smart、Smart Readyです。
”Bluetooth Smart Ready”に対応しているので、全タイプの機器に接続できます。
PXP(ProXimity Profile)は、スマホやアダプターなどと連携して、離席時にPCをロックするようなときにも使えます。
紛失防止タグなどにも使われていて、慣れると便利です。
Bluetooth接続が弱く感じるなら延長しよう
Class 2に対応しているので、10mまで理論値だと届きます。
ただし、実際には障害物や周りの電波の影響でせいぜい5mくらいまでしか届きません。
電波が弱いなと感じる時には、USB 延長ケーブルを使って試してみると良いです。
LBT-UAN05C2はUSB 2.0ですが、将来性を考えるとUSB 3.0対応ケーブルの購入がおすすめ。
改善してほしいところ
もっとコンパクトだと…
すでに十分コンパクトなのですが、銀色の部分の飛び出しもあります。
黒い部分も丸みを帯びて突起になっているので、持ちやすいですが邪魔です。
デスクトップPCでは構いませんが、ノートPCでは少々大きく感じて気になります。
コスト面との兼ね合いがあるとは思うものの、あと少し小さいと理想的です。
比較
TP Link UB4A
基本的なスペックはほとんど同じですが、TP Link UB4Aのほうが設計が新しいです。
ベースは”UB400”という売れ行きの良かったBluetoothアダプタなので、品質面は安心。
主な違いは、中国大手企業の製品で、3年保証、対応プロファイルがやや少ない(19種)こと。
特にこだわりがなければ、値段で選んで問題ないと思います。
購入するには?
売れているので、扱っているお店は多いです。
他の方のレビューもぜひ参考してみてください。
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