何気に難しいWi-Fiルーターの選び方。
種類が多いし、中国メーカーはセキュリティーが不安だし。
というわけで、「とりあえず買う!」人におすすめが、Buffalo製。
実際に購入したBuffalo WSR-1166DHPL2をレビューしてみます。
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パッケージ
WSR-1166DHPL2のパッケージです。
白地に赤がアクセントで、なかなか派手で目立ちます。
情報量多めで、いかにもBuffaloらしいパッケージですよね。
裏面は製品紹介で、Gigaポート(有腺LAN:1,000Mbps)などなど。
IPv6にも対応しているので、IPv4機種よりも長く使えそうです。
また、MU-MIMOに2台まで対応なので、アンテナは3つあるようです。
箱を開けると説明書+SSID・パスワードの紙。
このパスワードは本体にもシールが貼られています。
セキュリティーを考えると、シュレッダーにかけたほうが良さげ。
デザイン
無難で主張しないデザイン
プラスチッキーですが、ルーターならこんな感じですよね。
少し灰色のかかった黒で、真っ黒すぎないザラザラした質感。
指で触れてもそこまで指紋が目立たず、ルータにはちょうどいいです。
iPhone SE2より2周りくらい大きい
ルーター自体は、据え置きの割にはコンパクト。
高さも台座もiPhone SE2と同じ位で、割と省スペースです。
ただ、電源ケーブルのピンがストレートで、後ろに余裕がないと断線が不安。
スペック
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
周波数 | 2.4/5GHz |
無線LAN速度(5GHz) | 866 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 300 Mbps |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz:2本(内蔵) |
ストリーム数 | 11ac:2×2 |
セキュリティ規格 | WPA / WPA2 / WEP |
有線LAN(HUB)速度 | 10/100/1000Mbps |
有線LAN(HUB)ポート | 3 |
無線設定 | WPS / AOSS |
IPv6 | ○ |
ビームフォーミング | ○ |
MU-MIMO | ○ |
MIMO | ○ |
4K通信対応 | ○ |
中継機能 | ✕ |
バンドステアリング | ✕ |
DFS | ○ |
メッシュWi-Fi | ✕ |
メーカー | Buffalo (日本) |
サイズ | 55x159x130 mm |
重さ | 241 g |
使い勝手
十分速くて安定している
Buffaloの受け売りのようですが、実際十分に早いです。
推奨人数4人までとなっていますが、一般的な1世帯なら問題なし。
実効速度自体も宅内LAN内部で300Mbbs以上出ていて、ストレスフリー。
よほど特殊な環境でなければ、不満を感じることはまずなさそうです。
旧ルーターからの交換はボタン押すだけ!
このルーターの売りの「無線引っ越し機能」
旧ルーターからAOSSボタン押すだけでルーターが交換できます。
説明書をさっと見るだけで、数十秒待って完了するのは実にお手軽。
ただ、セキュリティー重視ならPC・スマホ毎に設定したほうがbetterです。
MU-MIMO対応は速くて嬉しい。
・MIMO:複数のアンテナで送受信を行う1対1の通信。
・MU-MIMO:アンテナ毎に異なる信号を複数の端末へ送受信する1対多の通信。
細かい説明は省略しますが、ざっくりMU-MIMOの方が速いという理解でOK。
そして、MU-MIMOにビームフォーミング機能が入ってると考えると分かりやすいです。
(※概ね正しいですが、厳密に書くと少しややこしいのです)
改善してほしいところ
USBポートがほしい。
あっても意外と使わないのがUSBポート。
USBメモリを刺してNAS的に使ったり、有腺プリンターをWi-Fi対応できます。
ですが、やはり専用のNASやWi-Fi対応プリンターより遅くて不安定で用途が限られます。
コストカットには十分妥当ですが、やはりある方が嬉しいです。
iPhone 8/SE2と同じ面積が必要
台座は、iPhone 8やSE2とほぼ同面積。
本体と一体成型で固定されているので、縦置きしかできません。
また、取り外せないので、わずかですがスペースを少しとりますね。
NECの製品だと取り外して横置きにも対応している機種が多いです。
売っているショップ
売れ筋なので、ほぼどの家電量販店でも扱っています。
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