ヘッドクリーニングしてもかすれるプリンターを直すには洗浄液一択!

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インクジェットプリンターで「印刷できない」ことってよくありますよね。
インクが固まり始めると、何回ヘッドクリーニングを繰り返してもかすれたり、白紙だったりします。
実際にBrotherのインクジェットプリンターの目詰まりで印刷できなくなり、ヘッドクリーニングでは解決しなかったので、解決するまでいろいろ試してみました。

最終的には、1,600円ほどの洗浄液で解決したので、試行錯誤した課程をレビューします。

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目次

固まったインクヘッドを復活させる方法

ヘッドクリーニングをしてみる

「印刷がかすれてきた」ならまず試すべきは、このヘッドクリーニングです。
インクジェットプリンターなら、どの機種でもヘッドクリーニングのモードがあります。
液晶画面がついているプリンターなら、設定やメンテナンスからヘッドクリーニング/ヘッドリフレッシングモードに入ることができるはずです。

Canonで、液晶画面がない機種だと、[リセット]ボタンを押し続けて、電源ランプが1回点滅したら離すと勝手に始まります。
EPSONだと、公式サイトに機種ごとのやり方が載っているので見たほうが早いです。

 

インクを取り出して振る

一番手軽ですが、効果は殆ど期待できないのがインクカートリッジを振ってみること。
とりあえず、インクカートリッジを全て取り出して、電源を切って1時間待ってから再起動します。
カートリッジのノズルで固まっていた場合は、インクが溶け出して目詰まりが解消される場合もあります。

お湯でインクを溶かす

少しだけ効果が期待できますが、プリンターのヘッドを壊す可能性があります。
綿棒にぬるま湯を浸して、ヘッドのノズルに軽く当てて、綿棒に薄っすらとインクがついたら外します。
古いプリンターだとヘッドの脱着が可能な機種もあるので、その場合はまるごとお湯につけて洗って、しっかり乾燥させてから取り付けるのもありです。

半導体基盤に水滴がついた状態で電源を入れると、一発で壊れるので気をつけてください。

エアダスターを使う

エアダスターが手元にあるなら、ダメ元でプリンタヘッドに当ててゴミを弾き飛ばします。
たまにホコリが混入してインクと絡まっていたり、ヘッドのレールが動きづらくなる場合があります。
最近は、電動エアダスターもあり、ゴミも出ず、電気代だけで繰り返し使えて経済的なので1つ持っていると便利です。

今回はがっつり目詰りしていたので、ここまで試して効果はありませんでした。

 

洗浄剤を使用する

インクの目詰まりの最終手段として、安全(故障リスクが低い)かつ確実性が高いのが洗浄剤。
Canon/ Epson / Brotherの各メーカーからも発売されているのですが、結構いいお値段します。
そこでおすすめなのが、互換メーカーから出ているプリンター洗浄剤です。

個人的に愛用しているのがインクのチップスのインクで、洗浄剤も購入して使ってみました。

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まず、洗浄剤とインクカートリッジを入れ替える

洗浄剤が届いたら、インクのカートリッジをプリンターから取り出して交換します。
乾燥しないように袋に入れてから日陰においておきましょう。
冷蔵庫に入れても良いのですが、結露してICチップを壊すと印刷できなくなるので注意しましょう。

ヘッドクリーニング×2 → 待機 → インクカートリッジを戻してヘッドクリーニング

ヘッドクリーニングを2回やっただけでもかなりインクが減ります。
Brotherの場合はヘッドクリーニングが3段階あるのですが、中モードで2回で1/4ほど消費しました。
このように、ヘッドクリーニングはかなりのインク消費量があるので、ヘッドクリーニングを2回試してもかすれが解消しないときは、洗浄液を使うほうが低コストです。

脱線しましたが、

ヘッドクリーニング2回後の洗浄液残量

(※インク満タン状態からヘッドクリーニング(中モード)を5回で、カラーインクは空になりました)

ヘッドクリーニング5回で解決しないカスレが洗浄液で解決

結果的に、洗浄液を使えばあっという間にカスレを解決できました。
インクでヘッドクリーニングをしても解決しなければ、洗浄液を使うに限りますね。
ちなみに、今回使った洗浄液は、「ブラザー プリンターインク LC213-4PK 4色セット 洗浄カートリッジ 洗浄液」という製品でした。

 

プリンターヘッドを乾燥させない対策

プリンターを多湿な場所か、日陰に置く

あまり現実的ではないと思うのですが、なるべく多湿な部屋に置くのが無難です。
逆に乾燥している部屋や、直射日光が当たるような位置に置くとすぐに乾燥してしまいます。
南側の窓際を避けるだけでもいいので、なるべく日の当たらないところに置くようにしましょう。

2,3ヶ月に1回は印刷する

使っていない万年筆の筆先が固まるのと同じで、時々使うのが大切です。
インクがもったいないからといって印刷しないと、使いたい時に使えないだけでなく、却ってインクを無駄にしてしまうんですよね。
このたまに印刷するのは、少量のインク消費でもよいので、とにかく使うことが大切です。

 

今回は洗浄液のお陰で解決しましたが、これからはヘッドが乾かないように気をつけたいと思います。

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著者情報

Rankmanのアバター Rankman Director

ガジェットブログ運営歴10年+αで、AndroidオタクのWEBエンジニア。
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