外出先では気にせざるを得ないクリック音。
カチッカチッというあの音が気になる経験って、誰でも一度はあると思います。
今回は、静音トラックボールのDigio2 Q MUS-TBLF134をレビューしてみます。
静音マウスなら選択肢が多いですが、ワイヤレス×静音のトラックボールは貴重ですよ。
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パッケージ
白色が基調にしたスライドブリスター包装です。
中身が透明なので、お店に並んでいてもわかりやすいです。
このときの赤いボールの色味が分かって買えるという点もいいですよね。
人気のあるトラックボールと比べてみました。
左はこのナカバヤシ Digio2 Q MUS-TBLF134。
真ん中がLogicool M570t、右がMX ERGOです。
価格帯が違うので当然ですが、一番シンプルなパッケージですね。
デザイン
ブラックな筐体に、赤いボール。
この一言に尽きるのですが、結構小さくて手にすっぽり収まります。
この鮮やかな赤色は結構派手なのですが、意外と嫌味がなくしっくりきます。
ただ、職場などで使うのには抵抗を感じるので、ボール交換がおすすめ。
iPhoneSE2と比べても殆ど変わりません。
写真だと、どっしりと構えていそうな雰囲気ですが…。
表面はつるつるしたプラスチックで、汚れや傷は目立ちにくそう。
裏面には、電池蓋、電源スイッチ、ペアリングボタン。
シールに型番、シリアルナンバー、簡単な説明があります。
SPEEDボタンでポインターモードが切り替えできるんですね。
スペック
サイズ・重さ | W88×D95×H47mm/約106g(電池は含まず) |
対応機種 | HIDプロファイルに対応したパソコン、タブレット、スマートフォン |
分解能 | 450〜1200dpi(自動)/600dpi(固定)切替式 |
Bluetooth | ver 3.0 (class2) |
電波周波数 | 2.4GHz帯 |
通信可能距離 | 半径約6〜8m |
使用電源 | 単4電池2本 |
電池寿命 | 連続動作時間約276時間 |
電池交換の目安 | 約636日 |
ボタン | 5ボタン(4ボタン+ホイールボタン) |
パッケージ | 寸法/重量W130×D62×H220mm/約185g |
使い勝手
本当にほぼ無音。まず聞こえない。
”静音仕様”に嘘偽りありません。
どんなに静かな職場やカフェでも、クリック音は聞き取れないはず。
イメージとしては、スマホの電源ボタンを押したときくらいの音量です。
このDigio2 Q MUS-TBLF134のクリックで周りを不快にする可能性は0です。
クリック感がふわっとしてて指に優しい
ホイールもクリックボタンも柔らかい押し心地です。
押した感じはしっかりありつつ、弱い力で押せて指が疲れません。
MX ERGO(MXTB1s)のようにボタンの固さで指が痛くなる…、ということはありません。
固さは好みが分かれるところですが、押し込んだ後も適度に柔らかいこの感触は好みです。
Bluetoothの接続レスポンスは快適そのもの
Bluetoothマウスで不満を感じやすいのが、レスポンス。
今まで10個近くマウスを使ってきて、反応遅延が気になって捨てたことも実際にあります。
ただ、このDigio2 Q MUS-TBLF134では、電源をいれれば文字通り一瞬で接続されています。
もし、このトラックボールを使いにくく感じたら、PC側が原因と疑うほうが良さそうです。
ボールへのアクセスホールも使いやすい
トラックボールで必ず使うのが、アクセスホール。
ホコリが溜まって滑りが悪くなったら、真っ先に掃除です。
裏側から押さなくても、上から指だけでもつまめるので丁度いいです。
改善してほしいところ
『進む』『戻る』ボタンがチャチ
最大かつ唯一の不満は、『進む』『戻る』ボタンが脆いこと。
プラスチックで飛び出ているので、明らかに壊れやすいです。
実際に、バッグに乱雑に入れて持ち運んでいたら半年で欠けました。
もしも持ち運んで使うなら、このボタンが壊れないようケースは必須です。
(製品としては気に入っているので、改めて買い直しました)
ボタンのリマップ機能があると嬉しい
このDigio2 Q MUS-TBLF134は、5ボタンです。
ただ、各ボタンの機能を入れ替えたり、割当変更はできません。
Logicool Optionsのように多機能な割当変更ができるほうが好みです。
コストの兼ね合いがあると思うので、妥協するしかない気もします。
感想
ありそうでなかった製品だけに嬉しい。
静音・無線・コンパクト。
この3つが揃ったトラックボールを待ち望んでいました。
発売されて飛びつき、1年以上使ってきて本当に満足しています。
進むボタンを壊してしまっても、すぐに迷わず買い直したほどです。
iPhone XSの半分くらいの重さしかないので、持ち運びも苦になりません。
ボールの色が気にかかるなら、交換だ!
ボールの赤色が派手に感じるなら、交換しましょう。
殆どのトラックボールではΦ34mmのボールが使われています。
私は、SW-M570純正の青色のものと交換して、写真のようにして使っています。
サイズが合えば他の色のものでも使えるはずなので、お好みで!
比較
トラックボールを比べてみました。
どれも特徴が違うのですが、外で使うならこれがおすすめ。
Digio2 Q MUS-TBLF134は、刺さる人には本当に気に入ってもらえるはず。
ただ、手の大きい人や多機能を求めるなら、MX ERGO(MXTB1s)の方がやはり気に入るかも。
無線でもBluetooth以外の選択肢も…。
同じシリーズで、無線USBドングルタイプもあります。
Bluetoothではなく、USBマウスとして設定不要で認識されます。
Bluetoothが苦手なら、無線(USB)のDigio2 Q MUS-TRLF132も検討してみてください。
購入するには?
売れているので、扱っているお店は多いです。
他の方のレビューも参考に、ぜひ検討してみてください。
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