互換トナーというと、「使ったら壊れそう」「色が悪そう」なイメージがありませんか?
先入観があると避けたくなるのですが、印刷コストを削減するのにインクのチップスがおすすめ。
Brotherのトナーで実際に5年以上使って、15個近くリピートした経験からレビューしてみます。
互換インク&互換トナーって?
Amazonや楽天でインク・トナーを検索すると、互換インクばかりヒットしますよね。
もし出なくても、「インクの型番 + 互換」で検索すれば、数十件は出てくるはず。
ただ、互換トナー&インクの選び方は難しく、一度使っただけでプリンターの調子が悪くなることも。
実際に私も互換インクを使ったところ、プリンターの調子が悪くなった経験があります。
ただ、インクのチップスのインクは4年、トナーは5年以上リピートしていますが、ノントラブルです。
私の印象としては、送料込みでもお買い得&高品質なので周りの人にも積極的におすすめしています。
インクのチップスとは??どんな会社?
有限会社チップスは、渋谷で登記している日本の有限会社です。
2017年頃から、長州小力さんがイメージキャラクターをしていることでも有名に。
互換品メーカーとしては珍しい、ブランドになっているのでちょっとした安心ポイントの一つ。
生産している中国の協力工場は、「ちっぴー店長の工場見学」という記事で紹介されています。
実際に注文してみた
当日発送で、急ぎでも安心
「インクのチップス」には、本店だけでなく、大手ECサイトにも出店しています。
例えば、Yahoo!ショッピング!店、楽天市場支店、au PAY マーケット店、Amazon店などなど。
この手の大手ECサイトへの出店には審査なども面倒ですが、クリアしているのは信頼できるポイント。
実は、「平日15時まで当日発送」が売りなので、急ぎのときも大丈夫。
(※インクだとネコポスになるので、時間がかかるので注意してください)
佐川急便で配送
配送は、佐川急便で、全国一律送料400円(沖縄・離島を除く)です。
普通のダンボール箱で配送されてきますが、箱を見るとステッカーで分かります。
4,000円以上の買い物でも送料無料になりますが、カートリッジ2本以上で無料になったり、キャンペーンで無料になったりすることも多いです。
パッケージは2種類。無垢版とカラフル版
パッケージには、「茶無地箱」と「チップスオリジナルボックス」があります。
人気なのは、「チップスオリジナルボックス」の方のようで、カラフルでチップスのロゴ入り。
値段も差がなく、”箱が豪華で満足です”というレビューもあったのですが、少しテカテカしすぎて苦手。
私は、エコのためにも無地の箱のほうが落ち着きますし、好みです。好きな方を選びましょう!
左側にインクのチップスから購入した新品トナーを置いてみました。
右側にあるのがTN-29JというBrother純正品のトナーと、そのベースになるドラムです。
純正品には”brother”と大きなロゴがエンボス加工で入っていて、互換品だと型番のラベルシール。
一旦プリンターにセットしたら、後から見ることはないのでどうでもいい部分ですね。
実際にプリンターで使ってみた
Brother HL-L2330Dという2018年発売のプリンターに導入してみました。
ドラムユニット(DR-24J)へ純正品と変わらないようにセットでき、スムーズです。
ここまでのところで純正品との差を感じる場面がまったくなく、むしろ気づけません。
プリンターカバーを閉じれば、自動で認識が始まり、トナー切れのランプも消えました。
計算結果:どれくらい安くなるか計算してみた
モノクロの場合
モノクロレーザープリンターとして最安のHL-L2330Dを導入しています。
純正トナー(TN-29J)だと、印刷可能枚数は約3,000枚で、店頭実勢価格は8,000~9,000円ほど。
インクのチップス製では、2本セットで約3,000円(税込・送料込)でした。
しかも、Paypay還元分などを加味すると1本あたりの実質価格は1,200円ほど。
どこで利益を出しているのか理解できないほど安いので、お財布にはとことん優しいです。
カラーの場合 (HL-L3230CDW)
カラーレーザープリンターとして導入しているHL-L3230CDW(実売2万円強)で計算してみます。
公式のランニングコストは、モノクロ約3.1円/枚、カラー約17.4円/枚。
Amazonで全色トナーを購入した場合で計算してみると、カラー15.4円/枚でした。
純正トナーの価格(店頭実勢)は、7,500~9,000円なので、4本だと約3万円ほどになります。
標準(1,300枚) | 大容量(2,300枚) | 実売価格の目安 | |
ブラック | TN-293BK | なし | 約8,000円 |
シアン | TN-293C | TN-297C | 約9,000円 |
マゼンタ | TN-293M | TN-297M | 約9,000円 |
イエロー | TN-293Y | TN-297Y | 約9,000円 |
試しに、Yahoo!ショッピングでの価格を調べてみたところ6,680円(税込・送料込)でした。
ここから、500円OFFクーポンとPaypay還元・Tpoint還元を加味すると、実質5,054円です。
純正トナー1本の半額近い金額で、4本セットを購入できるという”怪しいくらい”激安プライスです。
日によって多少は価格変動があるのですが、かなりお得だということは変わりませんね。
他の互換インクメーカー
私は使ったことがないのですが、”京阪soft”さんをおすすめしている方もいました。
他にも、”Green-Office”さんの製品を使っても支障なく使えているようです。
参考:MASAa.netさん || brother MyMio MFC-935CDWNに低価格互換インクを使用する!
感想:コストを抑えたい人におすすめ!
私の経験上、インクのチップスの製品品質は割と高いので、安心して使えると思います。
ブラザーだけでなく、プリンターメーカーの殆どはトナー/インク代で利益を出しているのは有名な話。
あまりにも互換品トナーが売れすぎるのもメーカー泣かせではありますが、コストは抑えたいですよね。
トナー代の高さに困っているなら、安心のインクのチップス製トナーを使う選択肢もアリだと思います。
コメント
コメント一覧 (1件)
質問となってしまい申し訳ないのですが、どのようにして互換トナーを廃棄しているのか気になります