「なかなか取れない部屋の匂いを一気に脱臭したい」場合ってありますよね。
1万円で業務用水準の脱臭能力(オゾン発生量)をもつConcise Homeのオゾン脱臭機を購入しました。
実際に使ってみてどうだったのか、また5,000mg/hの機器を使う注意点についてレビューしてみます。
なお、この機種は、Amazonで売れ行きNo,1のOzone Technologiesの機種と同型機です。
※オゾンは人体に有害です。絶対に無人環境のみで使用し、使用後は曝露を防ぎつつ換気してください。
パッケージ
どちらが表なのか分かりづらいパッケージ。
ただの段ボール箱に、”Ozone Generator Model:5000”と書かれています。
SKU(stock keeping unit)は、在庫管理用の型番のことで、特に気にしなくてOK。
ラベルには、”大森林物流 普通海伝”の”355-0157JP (TPF2)”の表記。
いろいろなことが細かく書かれていますが、中国国内の配送関連の内容です。
いずれにしても、”Made in China”なので、特に気にしても全く仕方ありません。
早速、開梱レビューを始めてみます。
オゾン脱臭機の本体はビニール袋に覆われ、付属品は電源コードのみ。
他に、A4の薄っぺらくて、機械翻訳された日本語の取扱説明書があります。
デザイン
いかにも業務用といった雰囲気の無骨なデザインです。
上にある銀色の取っ手は結構しっかりした構造で、丈夫そうです。
手前側の操作スイッチは、タイマーを兼ねたダイヤルなので、操作方法は直感的です。
上からオゾン脱臭機本体を見てみました。
比較対象として、iPad 第8世代を隣においていますが、ほぼ同サイズです。
オーディオ機器と比べるとコンパクトですが、それなりのサイズ感がありますね。
重量自体は、2.5kgほどなので置き場所には困りにくいと思います。
スペック
- オゾン発生量：5,000mg
- タイマー：最大120分
- サイズ：27 x 24 x 19.2 cm
- 電源コード：1.8m
- 対応電圧：100V
- 保証期間：2年間
使い勝手
家庭で使うにはあまりに強力すぎるオゾンの量
電源を入れた瞬間に、「この場にいては危険だ」と分かるレベルのオゾンが出てきます。
鼻にくる”オゾン臭”が、ジーという音とともに吹き出してきて、強力なことが鼻でも分かります。
できればスマートプラグを使うなどして、部屋から出てから遠隔操作で電源を入れたほうが安全。
家庭用のオゾン脱臭機では、せいぜい数十mg/hくらいのものが一般的です。
20分以下のタイマー設定はできない
20分以下のタイマー設定は不正確で、途中で止まったり、大きくずれたりします。
一般家庭の一部屋(10～15畳)であれば、5分も運転してしまうと濃度が高くなりすぎます。
おすすめな方法は、スマートプラグで退室してから電源を入れ、スマホのタイマーで時間を設定してから電源を止める方法です。
稼働時間の目安は守ろう！
「オゾンの量が多ければ多いほど脱臭力が強そう」と思いがちですよね。
ただ、オゾンの量が多ければよいわけではなく、脱臭に最適な濃度があります。
あまり多いと、換気してもオゾンの匂いが消えにくくなり、数日ほど室内に入れなくなります。
部屋の広さごとのオゾン脱臭機の稼働時間の目安を守ってください。
| 自動車(ミニバン) | 30秒 |
| 4.5畳 (5.6m2) | 1分半 |
| 6畳 (7.5m2) | 2分 |
| 8畳 (10m2) | 2分 |
| 16畳 (20m2) | 5分 |
| 32畳 (40m2) | 10分 |
| 64畳 (80m2) | 20分 |
感想：最終兵器として使って！
普段使いには危険！
業務用を謳っていますが、通販で簡単に買えるような状態になっている事自体がもはや危険と感じます。
染み付いたタバコ臭にも効果があり、匂いの元を除去してからなら一般的な匂いはほぼ消せるはずです。
プラズマクラスターやナノイーのような一般的な空気清浄機の除臭機能で刃が立たなかった時に、最終兵器として使うのにはありです。
しつこく繰り返しますが、一般家庭で日常的に使うことは絶対に避けるようおすすめします。
職場や旅行で使うならナノイーXがおすすめ！
職場のロッカーや、旅行・出張先でのスーツの脱臭にはnanoeXがおすすめ。
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比較
【BEST10】オゾン脱臭機のおすすめはコレだ！中華製&日本メーカーという比較記事も書いているので参考にしてみてください。
購入するには？
色々なお店で売られているのですが、Amazonでの売れ行きがメインなようです。
他の方のレビューもぜひ参考してみてください。
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