Sony WF-1000XM4に加えて、Echo Buds 第2世代を購入しました。
実際に使い分けてみて感じた違いや、メリット・デメリットについてレビューします。
Echo Buds 第2世代とは?
Echo Buds 第2世代とは、Amazonが2022年に発売した完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。
第1世代は日本未発売なので、Amazon.co.jpでは実質的には第一世代とも言えるような状況です。
パッケージ
Amazonらしい原色系の水色のパッケージです。
パッケージ表面にはTWS(完全ワイヤレスイヤホン)と一目でわかる写真が印刷されています。
パッケージサイズはイヤホンとしては大きめで、Rakuten Hand 5Gくらいのコンパクトスマホなら収まりそうなくらい。
上にフタを開けると開梱でき、正面にケースが鎮座しています。
マニュアルは箱の上蓋に挟まれているので、取り出したらざっくりした説明が書かれています。
付属品はシンプルで、イヤーチップSMLサイズとUSB充電ケーブルが入っていました。
デザイン
ブラックモデルは、若干グレー味のかかった黒で少しマットなつや消しデザインです。
他の方のレビューを拝見すると、高級感があるという声もあるようですが、正直安っぽいと思います。
イヤホンそのものもプラスチッキーですが、どうせ耳に入れたら目立つものではないので許容範囲でしょう。
スペック
型名 | Echo buds (第2世代) |
型式 | ダイナミック型 |
再生周波数帯域 | 20Hz ~ 20,000Hz |
通信方式 | Bluetooth® Ver.5.0 |
出力/最大通信距離 | Bluetooth® Power Class1/約10m※4 |
プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP (推定) |
対応コーデック | SBC (推定) |
対応コンテンツ保護 | 非対応 |
電池持続時間 | イヤホン:約5時間.充電ケース:約15時間 |
充電時間 | 約 2時間※2、充電ケース:約3時間※2 |
電源 | DC3.7V、内蔵リチウムポリマー充電池 |
質量 | イヤホン:約5.7g×2個、充電ケース:約45g |
付属品 | イヤーピースS、M、L各2個、充電用USBケーブル、充電ケース |
使い勝手
Alexaアプリと連携しないとただの文鎮
「セットアップが完了されていません。Echo budsを使いには、アレクサアプリでセットアップを完了してください」というアナウンスが流れるだけになります。
PCで接続すると一瞬だけ音楽・音声を再生できるように見えるのですが、勝手に解除されてしまうため実質的にはただの文鎮です。
その後も定期的にAlexaアプリを設定したスマホに接続してあげないと、PCでは使えません。
もちろん、一旦Alexaアプリでセットアップをし、スマホに定期的につないであげれば、スマホとのペアリングを解除しても普通のBluetoothイヤホンと変わりません。
バッテリー残量が分かりづらい
バッテリー残量は、ケースと左右のイヤホンそれぞれで通知されます。
緑色が80%、黄色が
“Sony WF-1000XM4″と比較すると、Sonyのほうが価格が倍とはいえ、デザインも洗練されています。
ケースのバッテリー残量状況が大きく表示されていて、見やすいのでecho budsも真似てほしいです。
ノイズキャンセリング機能は弱いけど自然
ノイキャン性能を重視するなら、Echo Buds 第2世代はやめておいたほうが無難。
違和感がなく自然な騒音低減ですが、近くの人の話し声くらいはしっかり聞き取れます。
電車内でも体感だと2~3割減るか程度の危機具合なので、WF-1000XM4と比較するとノイキャンは存在しないも同然です。
改善してほしいところ
セットアップ時の最初の音量が大きすぎる
全年齢のユーザー広く普及させようとすると、音量が大きくなりがちですよね。
Microsoft Windowsのセットアップ時の音量も爆音ですし、メーカーの事情はわかります。
とはいえ、Alexa製品の初期設定の音量が大きすぎて、このイヤホンの音声ガイドは耳に入れなくても聞こえます。
うっかり耳に入れたままにすると、頭がキンキンしてくるのでどうにかならないでしょうか…
着脱機能のオンオフ切替できない
echo budsの便利機能である着脱検知機能。
最近の完全ワイヤレスイヤホンだと大体は対応している機能ですが、イヤホンを外すと再生が止まります。
Youtube動画や音楽を再生中にイヤホンを外した時に止まるのは良くても、片耳だけで聴きたい場合もありますよね。
そんな時に、再生ON/OFFを切り替えられるイヤホンもありますが、echo budsでは非対応です。
他の方のレビュー etc.
良い点
- アレクサと連携
- ウイングチップが使いやすい
悪い点
- ホワイトノイズが気になる
- バッテリー持ちが悪い (価格相応では?)
- aptXなどの高音質コーデックに非対応
- マルチポイント機能に非対応
- 着脱検知機能をオフにできない
- 高音域と低音域がスカスカ
感想:悪くはないけど、実質的にスマホ専用
私がEcho budsを購入したのは、自宅PCで作業時に使うためでした。
ところが、Alexaアプリとの連携が必須のこのイヤホンでは目的を果たせず、実はあまり使っていません。
音質がフラットで素直なので作業用に使うのに聴き疲れしづらく、音質はちょうどいいのですが残念です。
Amazonさんが意図しているように、スマホで使うなら使い勝手は良いと思います。
比較
- JVC XX HA-XC50T-B
- Sony WF-1000XM4
購入するには?
売れているので、ぜひAmazonのセールを狙って買いましょう。
(Echo budsは、数千円単位で割引になっていることがよくあります)
他の方のレビューもぜひ参考してみてください。
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