【おすすめ】中古レッツノート(Let’snote)の選び方と買い方

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Panasonic製の頑丈なWindowsノートPCと言えば、誰もが知る”Let’snote”(レッツノート)。
新品だと最安で15万円程度ですが、中古やリース落ちで探せば数万円からなのでかなりおすすめ。
中古レッツノートの選び方とお買い得にレッツノートを買える中古パソコンショップを一覧にしました。

中古パソコンの中で人気ツートップのレッツノートとThinkPadは外せないので、ぜひ参考にどうぞ。

目次

レッツノートとは?

当サイトの読者さんには説明不要かと思いますが…

レッツノート(Let’s note)とは、Panasonic製で耐久性重視のモバイルノートパソコンのブランドです。
高価格帯ですが、WEB登録だけで4年間の無償保証や、保守サービスが充実していることも人気な理由の1つ。
耐久性が高いだけでなく、軽量で持ち運びしやすいので、工事現場や法執行機関、米軍などの軍隊など「現場」で使われているのをよく見かけます。

ちなみに、さらに耐久性重視のTOUGHBOOK(タフブック)というブランドもありますが、タフブックは警察や軍隊などの治安機関がメインターゲットの製品になっています。
(実は日本以外ではLet’s noteではなく、Let’s noteもすべてTOUGHBOOKブランドで販売されています)

中古レッツノートの評判は?なぜ人気?

キーボードにこだわっている

Let's noteのフルサイズキーボード
Let’s noteのフルサイズキーボード

打鍵感がよく、耐久性を重視していて、かつキーピッチに余裕があるのが特徴。
FnキーとCtrlキーの入れ替えができたり、防滴だったりする機種もあり、ストロークも深めです。
故障したり、反応が悪かったりしても互換品キーボードのパーツが補修部品として多数出回っているので、多少慣れていれば自分で修理することもできます。

特に”Fnキーが一番左下にある”キーボードのPCは悪評高いことが多いのですが、Let’s noteに限ってはCtrlキーと入れ替えができるため無問題です。

https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_letsnote_lineup_2021summer-usability

独自のクセになるホイールパッド

Let's note独自のホイールパッド
Let’s noteのホイールパッド

ふちをクルクルなぞってのスクロールは、上下に加え、横スクロールも可能。
モバイルノートパソコンとしてどうしてもサイズが小さくなってしまうトラックパッドですが、Let’s noteでは小さくても使いやすいように工夫がされています。
(Let’s noteのライバルであるThinkPadでは、キーボード中央にポインティングデバイスを置く方法で対応しています)

このLet’s noteのホイールパッドの使い心地が好きだから選ぶファンも結構いるそうです。
(私の知人にも数人います)

バッテリー交換が簡単にできる

Let's noteのバッテリーパック
Let’s noteのバッテリーパック

最近のモバイルノートPCでは、堅牢性確保とコスト削減のためにバッテリー内蔵型が主流です。
ところが、Let’s noteでは保守性を最重視して、あえてコストを掛けてバッテリー取り外し型にこだわっています。
互換バッテリーでなくても、純正バッテリーでも1万円前後からの比較的安価な価格帯なので、ヘタってきたら躊躇なく交換できる値段なのもレッツノートが長持ちする理由の1つです。

また、かつてはAXシリーズのようにバッテリーのホットスワップ交換(バッテリー駆動時に電源ONのままバッテリーを予備に切り替えて交換できる機能)にまで対応している機種もありました。
(現在は、Type-C搭載機種ならUSB PD対応モバイルバッテリーで給電したほうが汎用性が高く廃止されましたが…)

小技:中古バッテリーの寿命を調べる方法

Windowsの検索アイコンから[cmd]と検索し、コマンドプロンプトを開きます。

コマンドプロンプト

「powercfg/batteryreport」と入力したら、Enterキーを押すと、カレントディレクトリ(上記の例だとC:\モザイクのユーザー名直下)に、バッテリーの状態がhtmlファイルとして保存されます。

Battery Reportを開くと、”Cycle Count”という項目があるので確認してみてください。
ちなみに、この例だと初期容量が72,770mWhに対して、”FULL CHARGE CAPACITY”が58,390 mWhまで低下してしまっているので、約80%ほどまで低下している計算になります。
4年近くほぼ毎日10時間ほど使っていて、電源常時接続で使う機会が多かったことを考えると妥当な劣化具合です。

リース落ちで程度の良い新しい中古レッツノートが多い

一般的に、企業で大量導入されるノートパソコンの法定耐用年数としては、4年間で減価償却されます。
減価償却後は帳簿上は1円となるため、ノートパソコンとしては十分なスペックを持っていても帳簿上の価値がなくなるため、買取価格も下がる傾向にあります。
また、リースでは定期的に買い替え需要があり、4年経つと程度がよい中古レッツノートが大量放出されます。

ちなみに、機種と中古PC販売店にもよりますが、4年経つと新品の1/5くらいの価格で買えることが多いです。

とにかく軽くて、スクエアな形状で持ち運びやすい

Let's noteは軽量

Let’s noteは12~14インチが主力なのですが、見た目以上に軽いです。
例えば、この写真はSZシリーズという12.1インチモデルですが、実測値でわずか825gです。
厚さは2.53cmもあり、一般的なモバイルノートPCで主流の1.8~2.0cmに比べるとかなり分厚いですが、耐圧性を高めるために必要な空間を確保するための厚みです。(満員電車でMacbookを壊したという話は耳にしますが、Let’s noteが壊れたという話は過去一度も聞いたことがありません)

また、デザインがスクエアなため「弁当箱」「ダサい」などと言われがちですが、こちらも機能重視の産物です。
無理に薄く見せようなどという細工を省いて、持ちやすく質実剛健なボディーに仕上がっています。

業務で使う端子は省いていない

Let’s noteは、あくまでもビジネス特化型の”仕事用”パソコンです。
MacbookやSurfaceのように「Type-C端子以外省きました」のような暴挙はしません。
ほぼ全てのレッツノートでUSB Type-A端子、有線LAN端子、ケンジントンロック、アナログRGB(VGA)、HDMI端子を搭載しています。

特に興味深いのが、12.1インチPCのSVシリーズでもBlu-ray/DVDドライブ内蔵を続けていること。
他社のモバイルノートPCで光学ドライブ内蔵というのは類を見ないため、興味深い仕様です。

【在庫数調査】中古レッツノートの販売店はどこがおすすめ?

中古レッツノートの在庫数が約100台以上のお店は、全国で4店舗のみでした。(当サイト調べ | 2022年9月調査)
その4店舗とは、リコレ! by Sofmap」、「ジャンクワールド」、「Be-Stock」、「OraOrA!でした。
調査対象とした17店舗のうち、この4店のみで中古レッツノートの在庫数の85.3%を占めていたので、よほどこだわりがなければ求めているスペック・状態のレッツノートが見つかると思います。

中古レッツノートの店舗別在庫数 (2022年09月 | Rankman.net調べ)
中古レッツノートの店舗別在庫数 (2022/09)

OraOra!の中古レッツノート

OraOrA!のLet's note一覧
OraOra!の中古レッツノート

株式会社ティーズフューチャーが運営するPCショップOraOrA!
個人的に中古Let’s noteを買うなら、このOraOra!がイチオシです。
理由は、実際にOraOra!さんで注文してみて、思ったよりも状態がよく、さらに同じスペックでは最安だったため。
(Windows11・メモリ8GB・SSD搭載で26,400円だったのですが、他店は軒並み3万円以上でした)

・90日保証
・全国送料無料(沖縄・離島は除く)
・2営業日以内に発送

Be-Stockの中古レッツノート

Be-Stockの中古レッツノート

1997年から通販で販売している老舗ショップで、元々はThinkPad専門店でした。
カスタマーサポートが平日+土曜で手厚く、教育機関への販売にも積極的なことでも有名なショップです。
ThinkPadの在庫数に比べると少ないですが、中古レッツノートの在庫数も日本有数で、掛け売りにも対応なので大量購入にもおすすめです。

調査時点で、1.8万円~11万円の価格帯、在庫数は100~200台弱程度で推移していました。

・6ヶ月保証
・カスタマーサポート:日祝以外の10:00~18:30
・法人掛売対応可
・送料1100円(ノートPC),1650円(デスクトップPC)

ジャンクワールドの中古レッツノート

junkworld
ジャンクワールドの中古レッツノート

「年間3万台の実績!」が売りの株式会社アールキューブ(本社:埼玉県)が運営。
実は日本有数の中古レッツノート在庫数を誇るにも関わらず、左側のサイドバーから”メーカーで探す”の欄に”Panasonic”の項目がないのが最大の謎。
購入したレッツノートは、junkworld実店舗の中野か下北沢から送られてきます。

調査時点で、1.8万円~5万円の価格帯、在庫数は150~200台弱程度で推移していました。
楽天市場Yahoo!ショッピングにも出店しています。

・30日保証
・送料一律700円

リコレ! by ソフマップの中古レッツノート

リコレ! by ソフマップの中古レッツノート


「パソコンショップと言えば,ソフマップ!」というくらいの老舗で、中古レッツノート在庫数も国内最大。
在庫は全国の実店舗と共有していますが、どこの店舗から購入しても原則として送料は全国一律550円です。
在庫数が多く大手家電量販店の安心感は抜群ですが、実店舗販売に力を入れているためか価格は他の3店舗と比較すると相対的に割高に感じます。

調査時点で、1.2万円~25万円の価格帯、在庫数は500~700台弱程度で推移していました。

・初期不良対応1ヶ月
・有料長期保証(プランS/M)
・送料550円 (※北海道・沖縄県・離島・山間部は別途追加料金あり)
・16時間以内出荷

中古レッツノートを探しているなら、リコレ! by Sofmap」、「ジャンクワールド」、「Be-Stock」、「OraOrA!で探せば見つかります! 迷っている方は、ぜひ一度見てみてください。

補足

メーカーは決めてないけど、中古パソコンをどこで買うか迷ってます。
どの中古パソコンショップがおすすめですか?

中古パソコンをどこで買うか迷っている人のためのまとめ記事を用意しました。
国内の中古PC販売のオンラインショップは網羅していて、おすすめ度もあるので参考にどうぞ!

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著者情報

Rankmanのアバター Rankman Director

ガジェットブログ運営歴10年+αで、AndroidオタクのWEBエンジニア。
気になるガジェットを見かけると買ってしまう癖があります。(業務用を含めると年200万円ほど機材購入に充てていたことも・・・)
Windows / Macを含む所有機材は詳細ページに書き足してる最中です。

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