【BEST5】フラットヘッドスキャナーのおすすめはこれだ!

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複合プリンターで済ませがちな見開きタイプのスキャン。
ただ、フラットヘッドスキャナーも専用機の方が使い勝手がよく、かなり時短できます。
今回はフラットヘッドスキャナーを購入したい方のために、おすすめできる順にまとめてみました。

スペック表の見方は、記事下の”フラットヘッドスキャナー選び方”にまとめてあります。

※ シートフィードスキャナー(自動紙送り)なら、ScanSnap iX1300がベストです。

目次

おすすめなフラットヘッドスキャナー BEST5

Canon  CanoScan LiDE 400

2019年発売 / レビュー / 9,000円前後

今、一番売れているフラットヘッドスキャナです。
USB Type-Cケーブル1本をPCにつなぐだけで電源&通信が完結。
1.7kgの軽さなのでホームモバイルできますし、オフィスに1台あると便利です。

写真だと正方形のように見えますが、実際は縦長でB4くらいのスペースを取ります。

メーカー Canon (キヤノン)
対応サイズ 最大:A4サイズ
光学解像度 4800×4800dpi
読取速度 A4カラー:約7秒 (300dpi)
センサー CIS(コンタクトイメージセンサー)
特徴 ・USB Type-Cのワンプラグ
重量 1.7kg
サイズ 25×37×4.2 cm
販売店 Amazon.co.jp / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング
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Epson  GT-S650

2015年発売 / レビュー / 10,000円前後

CanoScan LiDE 400と並んで売れ筋です。
ホワイトで、1.5kgと軽くて縦置き用のスタンドを内蔵している点は魅力。
ただ、Windows10向けにドライバが最適化されていないようで、不具合報告が多いです。

私の周りで使っている人からも読み取り速度が遅いと不満の声がちらほらあります。

メーカー EPSON (エプソン)
対応サイズ 最大:A4サイズ
光学解像度 4800×4800dpi
読取速度 A4カラー:約10秒※ (300dpi)
センサー CIS(コンタクトイメージセンサー)
特徴 ・USBケーブル(約1.5m)
・スタンド内蔵で立てたままスキャン。立てたまま収納。
重量 1.5kg
サイズ 25×37×3.9 cm
販売店 Amazon.co.jp / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング

Canon imageFORMULA DR-F120

2017年発売 / レビュー / 40,000円前後

ADF搭載で、スキャン方法が2通り選べるエントリー機。
エントリー機といいつつ、4万円以上するものの性能は業務用水準です。
読み取り速度がモノクロ20枚/分と高速なので、シートフィードスキャナーからこれ1台にまとめられます。

メーカー Canon (キヤノン)
対応サイズ 最大:A4サイズ
光学解像度 1200×1200dpi (ADF時は600dpi)
読取速度 A4カラー:約7秒 (300dpi)
センサー CIS(コンタクトイメージセンサー)
特徴 ・ADF搭載 (両面対応)
・高速スキャン
重量 4.6kg
サイズ 50×34×12 cm
販売店 Amazon.co.jp / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング

Epson  GT-X980

2014年発売 / レビュー / 60,000円前後

フィルムスキャンにも対応し、高画質な高級スキャナーです。
値段も張るのですが、フィルム・写真の取込みを目的に買う人が少なくありません。
特に、カラーフィルムで気になる汚れ・傷を除去するデジタルICEの評価が高いです。

スキャンした時の色の再現性にこだわるならEpson GT-X980がおすすめ。

メーカー EPSON (エプソン)
対応サイズ 最大:A4サイズ
光学解像度 6400×6400dpi
読取速度 A4カラー:約7秒 (300dpi)
センサー CCD(α-Hyper CCD II)
特徴 ・フォトスキャンの画質に徹底的にこだわった高画質。
・フィルムスキャン対応(フィルムホルダー付属)
・アンチニュートンリングアクリル板装備
・高級感のあるデザイン
重量 6.6kg
サイズ 31×51×16 cm
販売店 Amazon.co.jp / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング

Epson  DS-500R1 (DS-50000)

2019年発売 / レビュー / 130,000円前後

建築事務所のようなA3サイズをよく使用する事業者向けです。
徹底した高耐久性×高信頼性で、故障によって業務を妨げません。
読み取り速度も高速で、0.351msec/lineなので理論値だとA3スキャンが2秒程度です。(実測だとさらに数倍程度必要)

”DSPNNW1”を使用すると、最大100台のPCで共有できます。

メーカー EPSON (エプソン)
対応サイズ 最大:A3サイズ
光学解像度 600×600dpi
読取速度 A3カラー:約2秒※理論値 (300dpi)
センサー CCD (R/G/B/K×1ライン)
特徴 ・高耐久性 (30万回)
・A3対応
重量 14.8kg
サイズ 64×47×16 cm
販売店 Amazon.co.jp / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング

富士通(PFU)  fi-65F

2013年発売 / レビュー / 30,000円前後

クリニック・店舗窓口など業務用に使う特殊なフラットヘッドスキャナー。
対応がA6サイズ(いわゆる文庫本サイズ)までで、本人確認書類などスキャンに使います。
業務用に特化しているので、スリープ復帰&スキャン速度が高速で、設置スペースも最小限で済みます。

メーカー 富士通PFU
対応サイズ 最大:A6サイズ
光学解像度 6400×6400dpi
読取速度 A6カラー:1.5秒 (300dpi)
センサー CIS(コンタクトイメージセンサー)
特徴 ・ワンプラグ(AC電源不要)
・自動傾き補正機能
・読み取り開始までの待ち時間:0.5秒
・スリープからの復帰:4.5秒
重量 0.9kg
サイズ 15×24×4 cm
販売店 Amazon.co.jp / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング

フラットヘッドスキャナー選び方

光学解像度は4,800dpiを堺に一区切り

光学解像度はdpiという単位表し、大きいほど高精細になります。
液晶画面で読むなら、モノクロなら600dpi、カラーは300dpiは最低限。
ただ、フィルムスキャナーとしても考えるなら4800dpiは最低限で、9600dpiが理想的。

高解像度のモードにすると読み取り時間も長くなるので、少し余裕を持った設定で使うことが多いです。

光学解像度は高いほどいいね! 4,800dpiが目安。

センサーは、CCDの方が綺麗だけど高くて重い

センサーは安い機種ではCIS、高級機ではCCDの採用が多いです。
CCDは高画質な上に、読み取り速度が早く、本のスキャンような曲面にも強いです。
フィルムスキャナーとしても使うのなら、CCDを採用したスキャナーがベストです。

ただ、CIS(Contact Image Sensor)の方が軽量で安いうえ、普通に使うのなら何の問題もありません。

CISでもいいけど、CCDはもっと綺麗。

機能も大切!ワンプラグ、ADF、対応サイズ etc.

フラットヘッドスキャナーも機種毎に機能が異なります。

  • ワンプラグ:ACアダプターを使わずに、PCへケーブル1本で接続すれば使える機能。
  • ADF(自動紙送り):プリンターのように紙をセットするだけで、自動で紙送りされ取り込まれる機能。
  • 対応サイズ:A6サイズからA3サイズ以上まで。一般的には、A4サイズまでが多い。

読み取り速度の計算は複雑

実際の読み取り速度は、PCのスペックにも影響されます。
また、解像度の設定が高いほど遅くなるため、文書スキャンなら300~600dpiの場合の理論値を載せていることが多いです。

ただ、”msec/line”という表記なら、自分で計算してスキャンにかかる時間の理論値を出す必要があります。

例として、Epson DS-500R1 (DS-50000)の読み取り速度を計算してみます。
0.351msec/line × 300(line/inch)× 420 (mm) ÷ 25.4(インチ換算)÷ 1000(秒換算)=約1.74(秒)

※実測では、PCとの接続待機時間や、ソフトウェア処理の時間が加わるので、余分に時間がかかることに注意してください。

いかがでしたでしょうか?
個人でとりあえずフラットヘッドスキャナーがほしいなら、Canon  CanoScan LiDE 400がおすすめです。
とても軽いので、使いたいときだけ本棚から取り出して、サクッと使えますよ。

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著者情報

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ガジェットブログ運営歴10年+αで、AndroidオタクのWEBエンジニア。
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