Airtagを数十個ほど購入してきた筆者が、Airtagの使い道を思いつく限り考えてみました。
さらに使い道ごとにYoutube動画や参考記事へのリンクを張ったので、参考になるはず!
これ以外にも面白い使い道があったら、ぜひコメント欄から教えてください。
“人・動物”を探す
ペットにつける
Apple公式ではおすすめされている使い方ではありませんが、ペットのトラッカーとしては最安な方法です。
iPhoneユーザーが近くにいる必要があるとはいえ、市街地で飼っているペットなら十分効果的だと思います。
IP67の防水性能があるので、屋外使用にはなんの支障もありませんし、多少の衝撃で壊れることはありません。
便利グッズ:Dog Collar Holder
幼児につけて見守り
一瞬でも目を離すと逃げ出し、人混みの中で迷子になってしまいますよね。
また、バッグやお気に入りのおもちゃ、ぬいぐるみも持たせていると、その辺にすぐ落としたり置き忘れたりするため、落とし物になって場所がわからなくなることもしばしばです。
もちろん目を離さないことが大事とは言え、ショッピングモールで買い物中などは「ついどこか行ってしまった」「バッグを落としてきた」が起こりがちですが、iPhoneユーザーが沢山いるショッピングモールは割りとすぐ見つけられます。
Airtag内蔵のストーカー対策機能は、iPhoneから離れて少なくとも数十分してから発するので、お出かけの際の見守り目的なら鳴りっぱなしのリスクは低いです。
(※Airtag発売当初は3日間でしたが、現在は不定期で鳴るように変更されています。保育園・こども園・幼稚園への登園時には数十分以上経つため、アラームが鳴ってしまいます。)
便利グッズ:AirTag を固定できるリストバンド、ベルトのバックルやバックに縫い付ける
自分の居場所を知らせるためのビーコンとして
犯罪多発地域に入る時などに、信頼できる人のiPhoneで設定してもらったAirtagを持っておきます。
念のためiPhoneやAndroidの現在地共有機能はOnにしておくのは前提ですが、さらにAirtagを靴やポケット内に縫い付けておけば、お守り代わりになります。
スマホと比べると圧倒的に小さいので、気づかれたり、取り上げられたりする可能性は低いでしょう。
ただし、間違っても雪崩埋没時の探索用ビーコンとして使わず、きちんとMAMMUTのような専用機器を使ってください
認知症老人用のビーコンとして
福祉介護分野では常に問題になる徘徊老人問題。
仕方がないとはいえ、日夜を問わず、いつの間にか外出して戻れなくなってしまう場合がありますよね。
そんなときは、ズボンなどにAirtagを固定しておくと、大まかな位置は分かるので捜索の手がかりになってくれます。
実際に実験してみたのですが、ないよりはあったほうが遥かにマシです。
浮気調査に使う
違法になる可能性がありますし、Apple社が想定しているような使い方ではありません。
対象人物がiPhoneやiPadを所有している場合、”不明な持ち物が検出されました”という警告で気づかれる可能性が高いです。
また、不定期で音が出てしまうのですが、これは細工をすると無音化することができるので解決できます。
探偵事務所に依頼すれば、(Airtagより二周り大きいですが)小型のGPS機器を貸してくれたり、調査してくれたりするので、大人しく従った方が安全です。
”物”を探す
キャンプ時のテントに設置
キャンプして、テントを張った後に長距離移動するときは、どこにテントを張ったか迷う可能性がありますし、キャンプ用品は盗難されることが結構多いです。テントにAirtagを縫い付けておけば、”Find My”アプリを開くだけで、キャンプ場までの帰り道が分かりますし、盗まれたりしていないかとの不安からも開放されます。
特に、ノルディスク、ヒルバーグ、Helinox、YOKAなどの少し高めのテントが盗難されたという話は時々聞きます。
ただし、人が近寄らないような山奥でテント設営したときは使えませんね。
ジャケットのポケットに
スプリングコートやジャケットって、レストランや職場、友人の家などに忘れてしまったことありませんか?
とくに、少し暖かくなってきた時期になると、ついつい急いだり、お酒が入ったりすると忘れることはよくあるはずです。
ジャケットを預けると分かっているなら、AirTag をポケットに忍ばせ、どこに置いたかがわかるようにしましょう。
ちなみに、コートがたくさんかかっていて見つけられないときは、iPhoneの”探す”アプリを起動すれば、どの方向で何cm離れているかまで分かるレーダーですぐに見つけられます。
もし、同じ色のコートが多すぎてクローク係の人が困っているときでも、Airtagがあれば一瞬で解決です。
スーツケースに
国内の空港ではロストバゲージに遭う確率は低いですが、海外だと結構ありますよね。
SITAの調査によると約0.7%の確率とされるので、50往復すると50%の確率で遭遇しますね。(0.750=50.5)
そんなときにどの空港に運ばれたのか、それとも自分のいる空港の大まかにどのあたりにあるのかはAirtagがあれば、すぐに探せます。
とくに、到着後のベルトコンベアーに載せられる前なのか後なのか分かるだけでも気をもまずに済むので、楽ですね。
救急キットのビーコンとして
重いアレルギー体質の場合には医師から処方されている薬があると思います。
緊急性のある薬の入れたバッグにはAirtagを忍ばせて、家族やパートナーのiPhoneに紐づけましょう。
もし薬を探すときに手間取ったり、焦ったりしても、iPhoneがどこにあるかUWBセンサーで教えてくれますし、音でも教えてくれます。
冷静な判断が必要なときには、心強い味方になるのでおすすめです。
自転車・バイクに内蔵
自転車のサドルに隠すか、スポーツ自転車ならドリンクホルダーの下にアダプターで設置できます。
自転車はよく盗まれがちですが、大抵は市街地で盗まれて乗り捨てられるか、犯人宅の近くまで持っていかれることが多いので、早く気付けば追跡できます。
Airtagがますます普及してくると、犯人(悪人)に気づかれる可能性も高くなってくるので、期待しすぎは禁物です。
実践している人の中には、Airtagの1つは囮で、もう1つ仕込むことで追跡・検挙できた方もいるそうです。
便利グッズ:自転車用マウントホルダー
車載して位置確認
バッグに入れておけば、置き引き対策にも、忘れてしまっ時の対策としても効果的です。
ランドクルーザー・ハイエースや旧車などのよく盗まれるような車種を所有しているのなら、目立たないところにAirtagを忍ばせて盗難対策しておきましょう。
窃盗団によっては
ノートPCに内蔵
機密情報の塊ともいえるノートPCですが、スマホと異なり現在位置情報を特定するのは困難。
一旦物理的に盗まれて見失ってしまうと、取り返す術がなくなってしまいますが、Airtagがあればどうでしょうか。
実際にAirtagをノートパソコンに内蔵して、紛失盗難対策をするのはセキュリティ的に有効な方法です。
steam deckに内蔵
2022年末についに日本でも発売予定のsteam deck。
Airtagをそのままで内蔵できる空間があるので、Steam dockを分解すれば盗難対策としても効果的です。
Airtag自体は分解しなくてもよいので、ノートパソコンに内蔵するよりもだいぶ簡単ですね。
ちなみに、Expansysで買うと、予約購入でなくても買えるので早いです。
ドローン事故対策に
ドローンのGPS/GNSS機能は概ね優秀ですが、市街地で飛行させて墜落すると電波を発信できず、なかなか発見できないケースが意外とあります。
後付のGPS発振機を搭載するのは重量的に厳しい場合が多いので、わずか11gのAirtagはお守り代わりに優秀です。
ただし、Airtagをドローン搭載するときは、重量バランスを崩さないように中心点を確認して中央に配置し、強力な接着剤を使うようにする必要があります。
普段遣いのバッグに
バッグに入れておけば、置き引き対策にも、どこかに忘れてしまった時の対策としても効果的です。
他の人が発見してくれたときにも、”Find Me”アプリから自分の連絡先を表示できるようになっているので、
手紙や宅配便の位置追跡に
時々ある宅配便の紛失ですが、送るもののの中身によってはかなり困りますよね。
運ばれていく時のルートを確認したい場合にもAirtagを使うのは結構有効で、移動中はかなり追跡できます。
試したこともありますが、大規模な物流倉庫で仕分けされているときは位置情報が全く更新されない傾向が強いです。
(セキュリティのために作業員が個人スマホを持ち込めないところも多いため)
ラストワンマイルの配達段階になると急に移動を始めますが、行ったり来たりするので面白いです。
ただし、差出人と受取人のどちらも自分か、きちんと同意を得ている場合のみ使ってください。
レジャー(遊び)”に使う
宝物探し (スカベンジャーハント)
宝物探しの場所を見失わないようにAirtagをつけておくのもアリです。
ちなみに、スカベンジャーハントは、北米の学校でよく行われているレクリエーションで、決められたお題のものを見つけたり、見つけた数を数えたりするゲームです。
最近は1つ目の手がかりとしてAirtagを使うことも珍しくないくらい増えてきたようです。
参考:スカベンジャーハントのやり方は?ゲームを楽しむアイデア集 || Shirorisu Hut
(大人の)鬼ごっこやサバイバルゲームに使う
ハンターチームと逃走者チームのどちら(あるいは両方)がAirtagを持つかを決めます。
その上で、チーム戦にして戦うと、敵に居場所がバレていることを前提に動く必要があるので知能戦になりますし、逃げ道を確保するのが結構面白いです。
また、意外と検知していても30~1時間位は場所が更新されないときもあるので、初めてやるときはエリア制限はしておいた方が無難です。(エリアを広くしすぎると冗談抜きで見つからないです)
この他にも「Airtagの使い道を思いついたよ!」という方は、ぜひコメント欄から教えてください。
お待ちしています。
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