【あるある】WindowsからMacに乗り換えて迷うこと10個

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Windows歴20年で初めてMacOSに乗り換えた1週間は、ひたすら悩み戸惑いました。
仕事でMacbookが必要だったり、”スタバでドヤ顔したい”だったり乗り換える理由はさまざまだと思いますが、やはりMacOSの独特な操作感になれるのは多少の時間が必要です。
一度MacOSに慣れると意識しないことでも、Windowsユーザーがつまづきやすいポイントをまとめて見たので、ぜひ参考にして見てください。

「WindowsからMacbookへ」そんな方にぜひ一度読んで欲しい記事です。

目次

全くやり方が異なり悩むこと

フルスクリーンにするやり方が分からない

Macの画面でのウィンドウサイズ変更

Windowsで右上にあった”ー□✖️”の3点セットのボタン。
MacOSでは反対の左上にあるだけでなく、挙動が微妙に異なります。
×ー↔︎となっていて、細かなウィンドウサイズ変更を行うのには不便な仕組みです。

なお、”Windowsキー+↑”の代わりに、Command+Control+Fでフルスクリーンになります。

Deleteキーが見つからない

MacbookにはBackspaceキーがない
MacbookにはBackspaceキーがない

WindowsならおなじみのBackspaceキー&Deleteキー。
MacOSでは、BackspaceキーとDeleteキーの役割が真逆になっています。
そして、MacOSで、(WindowsのDeleteのように)右側を消ししたいならfnキーと同時押しになります。

ファイル管理の時のDelite(ファイル削除)は、Command+Deleteなので注意です。
(選択したファイルを削除したくてDeleteキーだけ押しても無意味なのです)

マウスの挙動が違う。

右クリックのやり方に混乱する

MX ANYWHERE 3 MX1700GRをMacbookで使っているところ

Macbookの右クリックをしても、左クリックと同じ動作になります。
Controlキーを押しながらクリックすると、Windowsでいうところの右クリックと同じ扱い。または、Macbookのトラックパッドを二本指でタップすれば簡単。

マウスを繋げると繋げると加速度的な移動になる

実は、このコードをターミナルで打ち込むだけで、Windowsと同じようなマウスポイントの移動になって解決します。

defaults write .GlobalPreferences com.apple.mouse.scaling -1

解除したいときは、

defaults write .GlobalPreferences com.apple.mouse.scaling 1

こちらのサイト様の情報が参考になります。

https://keikenchi.com/how-to-turn-off-mac-mouse-acceleration

スクロールの上下が逆

これも何気に気持ち悪いです。ホイールを動かした時の不快感がすごいです。
ChromeOSでも同じ現象になります。

Windowsキー+Tabを押した時の画面が欲しい。

Macの”Mission Control”を使えば解決。
立ち上げ方法が5通りあるのですが、トラックパッドを3本指で上にスワイプで一発。

Windowsエクスプローラーとfinderの使い勝手が違う

Windowsのエクスプローラーは、機能豊富で、ファイル・フォルダに対して操作・設定は大体可能。
Macにあるfinderは、お世辞にも直感的とは言い難い仕様で、機能も少なく名前の変更すら厄介です。
機械音痴な人には十分かもしれませんが、大量のファイル管理を行う場合にはイライラしますし、慣れが必要です。

タップでクリックができない

MX Anywhere 2S Wireless Mobile Mouse MX1600sGR

初期設定では、トラックパッドをタップしただけではクリックになりません。
もちろん、設定画面で”タップでクリック 1本指でタップ”のチェックをオンにすれば解決です。

追加編:ショートカットキーが違いすぎて悩む

…Option≒Altキー、Command≒Windowsキー
悩むときは、”システム環境設定”の”キーボード”内にある”ショートカット”で確認したり、使いやすいものに変更したりしてしまいましょう。

・画面を閉じるのに、Alt+F4を探してしまう。

Command+Qが正解。
ウィンドウを閉じるだけなら、Command + Wでも大丈夫です。

・ctrl + W
・ctrl + F4
command + W最前面のウィンドウを閉じる
alt + F4command + Qアプリを終了

Alt+Tabキーでソフトを切替えできない!

Windows10なら、”Alt+Tab”か”Win+Tab”でソフトを切替えられます。
macOSだと、”Command+Tab”だとアプリそのものを切り替えてしまいます。
(Chromeのウィンドウを複数開いていても、Edgeなど全く別のアプリにしか切り替わらない)

同じようなことがしたければ、”Command+F1”で同一アプリ内のウィンドウ切り替えをします。
しかも、バージョンによっては、さらにFnキーを推しながらの作業になるので不便極まりないです。

F5command + R作業中のウィンドウを更新
alt + tabcommand + tabアプリの切り替え(最近使った順番)
command + shift + tabアプリの切り替え(最近使った順番の逆順)
command + F1同一アプリのウィンドウ切り替え
Win+ D・F11
・5本指を外側にスワイプ
デスクトップを表示(全ウィンドウの最小化/復帰)
command + カンマ (,)設定を開く

・ブラウザでタブを切り替えたいけど、ctrl+up/downがない

ctrl(Control)+Tabを使うしかない。(反対側は、さらにShiftキーを加える)

一文字だけズレた変換時に悩む

Shift+左右矢印キーで。

根本的に諦めざるをえないタイプの問題

古いWindows PCのデータが読み込めない

20年以上前のSharp Mebius。

非常に困るのが、根本的な解決策がないデータの読み込み不能になってしまう問題。
ファイル管理方式が違うことなど、いくつかの理由で古いデータの読み書きができません。
Windows PCだけを使えば問題ないのですが、古いWindows端末からデータを引き継ぐとなると問題が起こりやすいです。

対策としては、もう一台のWindows PCを用意するしかありません。
(概ね10年くらい前のWindows 7より前のPCからのデータ移行だとトラブルが起きる印象です)

Microsoft Officeが中途半端

iPad版と比べれば、ほぼ完璧とも言えそうなMicrosoft Office for Mac。
Windows版とほぼ同等機能なのですが、Excelでの高度な関数が使えないとか、Wordでも位置ずれが起きるといったマイナートラブルはちょくちょく起きます。
仕事でOfficeを頻用するなら、何もあえてMacを使う意味はないどころか、帰ってトラブルを作る元といっても過言ではありません。

Apple SiliconのMacではBootcamp(MacでWindowsを使える機能)がないので、どうしようもありません。
(Macを勧めているブログで、MacならWindowsをBootcampで使えるから大丈夫とよく見かけますが、2020年現在としては情報が古いです)

フリーソフトが絶望的に少ない

Windowsならやりたいことがあれば、大体のことはフリーソフトでどうにか解決できます。
(もちろん、使い勝手の良し悪し、セキュリティーの問題、相性など問題を抱えている場合も少なくないですが)
ところが、MacOSを使って最初に感じるのは、フリーソフトの種類(絶対数)が少なく、少しマニアックなことをするためには有料ソフトを買わなくてはいけないことが多いです。

長年MacOSを使い続けると決めた後ならば良いのですが、費用も嵩みますし、何かと面倒です。

Time Machine機能を使っておかないと、後々やばい

Mac-TimeMachineでのバックアップは必須。

MacOSの持病とも言えるのが、長く使っているうちにクラッシュが頻発すること。
Windowsでいう復元ポイントを作っておかないと、使えなくなったら初期化するしかありません。
なお、ネットワーク上のHDDに保存することもできますが、APFSでフォーマットしたバックアップディスクなら、Time Machineがより高速で終わります。

業務用マシンとして使うなら、安定性がいまひとつなmacOSを使う上で大切なひと手間です。

ここまで、Macへ乗り換えたことでの面倒なことを載せてきました。
MacOSの名誉のためにも、WindowsからMacOSに変えて感動することも書いていきます。

Macに乗り換えて感動すること

音声入力の精度がすごい

最初に設定が必要ですが、fnキーをダブルタップすると音声入力が始まります。
文章になるように話すと、自動で変換されつつ流れるように入力されていき感動します。
macOSの標準機能なので、ソフトを問わず使えますし、キーボードを叩くよりも高速です。

(WindowsならVoiceinという拡張アプリを使うと、Chromeの中限定で似たようなことをできますが)

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流れるように文字変換ができる

Macを支持しているブロガーが多い理由のひとつは、Mac標準の文字入力が快適なこと。
率直にいってMacbookのキーボードは好みが分かれやすい個性的なタイプですが、MacOSの日本語変換IMEは極めて優秀で使い勝手が良いです。
今までWindowsならいちいち変換キーを押す手間があったのに、MacOSに変えた瞬間に変換キーを押すという動作がほぼほぼなくなります。

iPhone/iPadへ変換辞書を一括登録できる

Windows PCで使っていた変換辞書をスマホに移したいと思ったことはありませんか?
AndroidならWindowsの辞書をGoogle日本語入力に移行できる反面、iPhoneでは不可能です。
けれども、MacOSの変換辞書とiPhone/iPadの変換辞書は同期できるので、どうしてもiPhoneにユーザー辞書を登録するならMacbookを使わざるを得ません。

(Macの感動するポイントというより、Appleの囲い込み戦略に嵌まってしまっただけですかね)

まとめ:Macを初めて使う人へ!

仕事のためにMacへ乗り換えて1ヶ月で感じた「ちがい」と迷ったことについてまとめました。
なんだかんだで、Windowsに慣れていると機能豊富でカスタムしやすいWindowsが恋しいです。
MacはMacの良さがありますが、最初はつまづくことも多いはずなので、ぜひ参考にしてみてください。

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著者情報

Rankmanのアバター Rankman Director

ガジェットブログ運営歴10年+αで、AndroidオタクのWEBエンジニア。
気になるガジェットを見かけると買ってしまう癖があります。(業務用を含めると年200万円ほど機材購入に充てていたことも・・・)
Windows / Macを含む所有機材は詳細ページに書き足してる最中です。

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